2013年1月28日月曜日

アメリカ ラッピング事情

先日、お祝い事があってギフトを用意した。
あまり高くないものだが、それはそれは綺麗にフリーでラッピングをしてもらった。
通常、日本では店員さんがー「プレゼントですか?」などと優しく聞いてくれて、器用な日本人らしく
素敵に包装してくれたりする。
そしてそれは、よっぽどのことがない限りサービスでしてくれる。
日本にいた頃は当たり前のように感じていたが、アメリカに住んでいると、それはとても良いサービスだと思う。

こういったきめ細かい日本のサービスに対し、アメリカは「ご自分でなさって下さい!」的な印象が強い。
ギフトにしたいのですが・・と言っても「何階のどこそこのフロアーのラッピング売り場に行けば、リボンもペーパーも売ってますよ。もしご自分で出来なければ有料でラッピング致しますが」と・・。
急いでいるので、それじゃ一つやってもらおうとカウンターに行ってみれば、あるある!サンプルが壁にずらり。
サンプルの一つ一つに価格も付いている。
だが、これがまたお高いのだ。アクセサリー用の小さな箱から、衣類などの大きな箱で20㌦~60ドルくらいする。

更にリボンをふんだんに使えば100㌦近くなる。アメリカらしくゴージャスで、デコラティブなリボンの結び方や色合わせを見れば、そのくらいするのかな・・と思ってしまう。
何より中身が大事だとは思うが、こういったサービスが無いと自分で出来ない、すんごく不器用な人や男性は困るかと思う。
実際に、クリスマスやバレンタインディー近くになると大変な行列が出来ている。
並んでいるのやはり男性が多い。

定期的に日本からラッピングペーパーやリボンのオーダーを頂いている。
日本人はとても器用な民族で、美しい物に目ざとい。
その昔、思いを寄せる人に小石を包んで松の小枝を刺してそっと渡したんだとか。。
意味は「あなたを恋しく待つ」 とてもロマンチックですね。

可愛いリボンの結び方とラッピング方法」などの本もたくさん出てるし、アメリカではgift wrapping ideasなる、サイトや動画も良く見かける。

日本にも、日本らしい和柄のリボンやペーパーがあり、アメリカやフランスなどにとても人気がある。だが、派手さやユーモアという点ではアメリカはダントツだ。何枚も重ねたリボンの幅も驚くほど広い。
ラッピング専門店に行くと見てるだけでも楽しいし、ついつい買ってしまう。ギフトショーに行っても、細かくブースをチェックしているので時間が足りなくなる。
買っても使わず(不器用ゆえに)飾っておいて、うっとり眺めている。ロイヤルブルーにシルバーのライン、やっぱり素敵だ。


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