2010年10月18日月曜日

ABC Kids Expo 2010年10月10日~13日





    ABC Kids Expo
   2010年10月10日~13日
 Las Vegas Convention Center


2010年10月10日~13日、LAS VEGAS CONVENTION CENTERで開催されたABC KIDS EXPOには、900社が出展し、約7000人が参加した。
今 回で8回目の開催となるABC KIDS EXPOだが、今回はサウス・ホールの1階と2階の全スペースを使用 しており昨年度よりも拡張されていた。
出展ブースも豪華さがあり大変な賑わいだった。
いきなりの話だが、アメリカでも(階級によるが)中流以上では少子化が進んでおり、子供一人当たりにかける金額も年々上昇している。
その為か、エコ関連商品も目立ったが私の目にとまったのは、子 供の精神安定や睡眠を助けるようなものが多くなってきているように思えた。
これもストレスの多い時代の影響だろうか。
その中で、これはとても気なると思った日本企業の商品があった。
お話を伺うと、自らの経験で開発した商品とのこと。
それは頭と膝の保護ギアで、ショックを吸収、通気性、抗菌性もあるという。
商品名は「HEAD GUARD」と「KNEE GUARD」お話を詳しく伺ったところ、アメリカの企業からの引き合いはもちろん、
こちらに参加している日本企業からも引き合いが多く、日本国内での商談がこの展示会をきっかけに始まりそうだとのこと。
このABC KIDS EXPOには、日本からの参加者もかなり多く、会場のあちこちで日本語が聞こえてくるぐらいだった。
日本市場で売れる商品は、この業界にはあるようだ。

会場の一角に、アマゾンの看板を見つけた。
アマゾンは、自らの商談コーナーを持っており、会場で商談をしているとのこと。
アマゾンにとっても、ベビー・子供関連商品はとても魅力的なのだろう。
このようなシステムは展示会で見たことが無い。
そういう意味では、日本で販売されているベビー、子供用品も充分アメリカで勝負できると思う。
ぜひ、日本企業にも積極的にアメリカ進出を目指しアメリカで勝負し頂きたいと願う。
次回は、2011年9月23日~26日に、ケンタッキー州ルイスビルで開催予定。

2010年8月23日月曜日

MAGIC MARKET PLACE 2010年8月17日~19日



MAGIC MARKET PLACE 
       2010年8月17日~19日
  Las Vegas Convention Center 
  Mandalay Bay Convention Center

概要/全米最大の国際アパレル見本市。ラスベガス・コンベンションセンターとマンダレイベイ・コンベンションセンターの2会場、9つのカテゴリーで開催され、会場間は専用シャトルにて移動する事ができる。
今回の出展者数・来場者数: 3500社 / 115,000名(8月MAGICの来場者数は未発表)
展示会場:
WWD MAGIC
MAGIC MENS WEAR
PROJECT
POOL TRADESHOW
S.L.A.T.E
STREET
PREMIUM
FN PLATFORM
SOURCING AT MAGIC
会場の様子
ここ数年、かつての活気を無くしているとの話を聞いていたが、今回は出展ブランドも来場バイヤーたちも増え、フロアも150,000平方フィートに拡大 。
ァッション業界の盛況ぶりを感じた。
全米一の展示会という雰囲気を取り戻した ように思う。
靴関連の展示会場PLATFORMでは1,000以上のブランドが出展しており、前回より30%~40%の増加となった。
メイン会場のWWD MAGICでは1,100のブランドが出展した。
MAGICは2会場で開催されるが、各会場内もいくつかのカテゴリーに分かれていて、似たような商品カテゴリーやブランド一様に集められている。
本会場である WWD MAGICと、ストリート系ファッションの会場STREETなどでは全く雰囲気が違っていてそれはそれで非常に興味深く、大変面白い。
出展者としてみれば、競合ブランドに囲まれるわけだがお互い情報交換なども盛んに行われているようだ。
ゴージャスに施工されているブースは、まるで百貨店の売り場がそのまま移動したようだ。
ブースのデザインを見ているだけでも時間を忘れるくらい楽しく、また何かのヒントがそこにあるようでつい、細かいとこもしげしげと見てしまうのだ。
次回の開催予定は2011年2月15 – 17日

2010年7月21日水曜日

california Gift Show 2010年7月13日~19日





 California Gift Show
 カリフォルニア・ギフト・ショウ
 Los Angeles Convention Center
 L.A.MART
 2010年7月13日~19日


概要
ーソナルギフトと生活雑貨の見本市として全米最大級のショーであり、西海岸では最大の規模を誇る。
コンベンション・センターとL.A. MARTショールームの2会場で開催され、会場間は専用シャトル、またはリムジンにて移動する事が出来る。
今回の出展者数・来場者数:1,101社 / 約24,000人(うち95%以上がアメリカ西部からの訪問)

会場の様子
ブー スはカテゴリー別に並んでいるのだが、Tシャツのブース横にキャンドルが展示されていたりと、様々な種類の雑貨が揃っている。
今回、スパ・パーソナルケアというセクションが設けられており、このセクションも賑わっていた。
パーソナルケアは、オーガニック・オールナチュラルが近年の主流である。今回は新商品が特に目立った。
新規市場参入者にとっては、今が参入のチャンスかもしれないと感じた。
電気なしで動く地球儀などの新商品が目を引き、バイヤーたちが熱心に出展者に話を聞く姿が印象的だった。

L.A. MART
コンベンション・センターからバスで10分ほどのところに位置する。
ギフトデザインセンターセンター2階のショールームには、全米から集まった200ブラ ンドのブースが並んでいる。
コンベンション・センターの展示会場は午後6時に閉まるが、会期中金曜日のL.A MART会場は午後8時まで延長され、バイヤー達は夜でも買い物を楽しむ事ができる。
L.A. MART会場では手作りのジュエリーなどが出展され、デザイナーたちが賑やかにブースに立って回りに声を掛けていた。
作業工程の説明、アイデアの出所など、デザイナーと話す事でしか得られないような情報を得る事も是非お勧めする。
ブランド側の商品に対する思いも、なるほど身近に感じられるのではないでしょうか。


L.A. MART: 1933 S. Broadway | Los Angeles, CA 90007
次回の開催予定は2011年1月 JANUARY 2011 CALIFORNIA GIFT SHOW
L.A. MART: 1月 18 – 24日

2010年1月20日水曜日

California gift Show 2010年1月15日~18日





California Gift Show
    カリフォルニア・ギフト・ショウ

   Los Angeles Convention Center

   L.A.MART
                              2010年1月15日~18日

小売業向けのトレードショ-、カリフォルニア・ギフト・ショ-がロサンゼルスコンベンションセンターで開催された。
ア メリカには日本のように季節ごとのお中元やお歳暮の習慣はないが、一年を締めくくるに相応しい大イベント、プレゼントまみれになるクリスマスがある。
どの家庭でも毎年大出費だ。そのうえアメリカは国土も広く、大小の観光地も多い。お土産品需要がとても高い。
オバマ大統領が誕生した時も地元では、皿、マグカップ、チョ コレート、キーホルダー、Tシャツ、帽子・・・と様々なお土産用オバマ・グッズが登場した。
ギ フト・ショーの背景には、これら個人や法人のプレゼント市場と、お土産品市場がある。
アルコール、お菓子、食品、食器、家電製品、衣類、おも ちゃ、宝石・アクセサリー、室内装飾品、旅行その他、
その当時は、アメリカの旺盛な消費文化を象徴するような、エネルギーあふれる展示会だったらしい。

プレゼントを贈る側は、できる限り出費を抑え、何とか楽しく過ごそうと知恵を絞る。
11月の感謝祭後には早朝からの大きなバーゲンがあり、クリスマスのプレゼントをこの時にまとめて購入して節約に努める人も多い。
昨年、全体の売り上げは予想を下回ったとはいえ、店周囲の駐車場に入れないぐらいのお客さんが朝早くから開店を持っている。
安く買えるのなら、レジで1時間以上待つことも気にしない。
早朝4時からバーゲン開催店をくまなく車で回って買い物をする家族連れの姿は珍しくない。
お金がなければ無いでどうにか楽しく、そしてたくましく節約しながらアメリカに住む人々。
消費者の財布のひもをゆるめるものはなにか・・・?ギフト・ショーは大きな転機を迎えているようだ。
次回は、2010年7月16日~19日にロサンゼルスコンベンションセンターにて開催される。(LAマートはそれより早く7月13日から開催される)