2013年3月27日水曜日

MATT BERNSON(マット・バーソン)


MATT BERNSON(マット・バーソン)は、ニューヨーク発のシューズブランド。
レストランやカフェが多い、ハドソン川に面した Tribeca(トライベカ)にベースを置く。
生産はブラジルで、工程の全ては手作業で 行われている。

スタイリッシュでクオリティの高いシューズ作りをコンセプトに、ブランドネームでもあるMATT BERNSON(マット・バーソン)自ら、プレス関連の雑誌やファッションTVにも出演し、常に新しいトータルコーデネイトを発信している。近年では、新しい試みとしてメンズラインも展開。

『ビーチやパーティにはもちろん、ゴールデングローブショーのような、レッドカーペットの上でも決して見劣りしない、そんな女性の為のゴージャスなサンダルは、まだ見たことが無い 』という、MATT BERNSON(マット・バーソン)の考えから生まれたサンダルは、一言でサンダルと言えないほどデザイン性が高く、キラキラと輝くビジューやオーナメントが細かく施されていて、見るからにゴージャスの一言に尽きる。ブーツやビーチサンダル、ウエッジサンダル、フラットシューズ、どれをとってもスタイリッシュで完成度が高い。

製品は全てブラジルで作られるが、製作の際に使われるTools(ツール/道具・工具)も全て手作りなのは驚きだ。a bad workman always blames his tools(下手な職人は道具にケチをつける)という、諺を、MATT BERNSON(マット・バーソン)は、"上手な職人"の間違いだよね!とジョークをツイートしたりする楽しい人物であり、金塊の形のGold Bar Clutch(ゴールドバー・クラッチ)なるバックを見ても、そのユーモアが反映されていて大変楽しい。
 Gold Bar Clutch(ゴールドバー・クラッチ)は、置いてあると本当に金塊にしか見えない。こんなバックがテーブルにちょこんと置いてあったら、皆、じーっと見つめてしまうに違いない・・などと考えてつい楽しくなってしまった。

最近、ゴールデングローブショーやアカデミーショーのレッドカーペットを見ると、傾向的に大変カジュアルになったと思う。その昔は、イヴサンローランのドレスにカジュアルなビーチサンダルを合わせた人など見たことも無かったが、近年ではこのようなコーデをよく見る。驚く事にヨーロッパの貴族の結婚式などでも、高級なドレスにビーチサンダルを合わせているのを見る。只、ビーチサンダルと言ってもそれはそれで、シャネルだったりエルメスだったりするのだろうと思っていたが、案外ノーブランドも多く、インタビューで堂々と(ノーブランドよ!)とおどけてみせる人も多い。

こうした、レッドカーペット事情を見ても、落ち着いた世代は昔ながらのゆったりしたローブのドレスや、かっちりしたタキシードを好むが、若い世代は今後もどんどん独自のスタイルを取り入れて、新しいファッションストーリーを展開していくのだろう。

ジャケットのボタンは年々少なくなり、パンツはどんどんスリムになっていく。
靴に関しては、ブーツは冬に履くという概念も無くなり、逆に冬でもビーチサンダルを履いている現代、何だかシーズンが分からなくなってくるような錯覚にもとらわれる。四季がある日本に比べ、アメリカの特にロス近郊はざっくりした二季しかないのが理由かもしれない。

バングルやリングなどのジュエリーも充実 。
シューズと共に高級デパート・NORD STROMでも販売されている。

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