2013年3月26日火曜日

BENSIMON(ベンシモン)



BENSIMON(ベンシモン)は、洋服・テニス・バック・シューズ・ラゲージバック・フレグランス・ART&DESIGN・本・ライフスタイル・ミュージックと、10種類のカテゴリーから成り立つ総合ブランド。

1940年初頭、 Serge Bensimon(セルジュ・ベンシモン)とYves Bensimon(イヴ・ベンシモン)の二人の祖父は、フランス国内で、アメリカやヨーロッパの古着の取り扱いを始め、それらをビジネスに取り入れた有名で、古着の輸入ビジネスにおいて、先駆者とも言える人物である。

1980年に二人は、祖父の意思とビジネスを受け継ぎ、フランに最初のショップ『Autour Du Monde』通称『モンデ』を、オープン。軍の払い下げ品の軍服などを、創意工夫でアレンジされた洋服は、瞬く間にフランスのブルジョワの間で人気があがり、やがてヨーロッパやアメリカに飛び火した。、当時のデザイン・コードをひっくりかえす『幻想的ブランド』としてアパレル業界に衝撃を与えた。

当時、フランスでは高級志向が盛んで、ドレスや洋服には決まってゴージャスさや、装飾品があしらわれ、スタイルも(上品)を定番としたデザインが多く、 ブルジョワ達はそれらの思考に飽き飽きしていたが、モンデのショップには、そのようなドレスは一つも無く、カモフラージュ(迷彩柄)を使ったドレスや洋服が並ぶその様は、人々に衝撃を与えた。『ドレスと軍服の組み合わせなど、誰が考えるものか、驚きだ!!』などの見出しが、ファッション雑誌に掲げられたほど。今考えても本当にそう思う。

ブランドの人気は、長く続き、現在に至っている。近年では特にスニーカーに力を入れている。既製服においては、有名なブランドBanana Republic(バナナ・リパブリック)ともコラポをしている。BENSIMON(ベンシモン)のコレクションは、黒を抜いたカラフルな色使いが独特だ。

ファッション市場が変わっても、BENSIMON(ベンシモン)のブランドに興味を持っている、新世代の顧客の為に、彼らはB.TEAM(ベンシモン チーム)も作っている。脈々と次世代に受け継がれていくBENSIMON(ベンシモン)は、ナチュラルでエレガントをコンセプトに、年齢を問わず、 履く人や着る人の個性を引き出す、刺激的なコレクションを今後も目指していく。

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