2013年3月25日月曜日

Magic出展企業 WOOD THUMB(ウッド・サム)San Francisco

WOOD THUMB(ウッド・サム)とDog Patch(ドック・パッチ)

WOOD THUMB(ウッド・サム)は、企業家や芸術家、及びサンフランシスコに住んでいる、デザイナーのコミニュテイーで形成されているブランドである。WOODはそのまま(木)であり、THUMB(サム)は、親指を表す。THUMB(サム)は不器用という意味合いもある事から、ユーモアも交え、敢えてネーミングしたとか。

WOOD THUMB(ウッド・サム)の商品の素材は、ブランドネームそのままのWOOD(木)である。
ユニークなのは、その素材に使われている「木」は全て、古い建物を壊した祭に大量に廃棄される廃材を使っている事。アメリカの建材としてよく使われている、赤褐色のRed Woodと呼ばれる木だ。この廃材を使って作られているのが、ネクタイやクラッチバックだから驚きだ。

ネクタイって・・・結べないのでは?と思うところだが、いちいち結ぶのではなく、 付いているループを首に引っ掛けるだけでOKだ。同じパターンで蝶ネクタイタイプもある。ネクタイは、約10~12個のパーツで作られ、特別なゴム紐に通してあるので、身動きも不自由なく、一枚の板のような硬い感覚もまるで無い。天然の木材を使用している為、木目模様や色合いが1点づつ異なるのが面白い。
クラッチバックもあり、すだれを作るような方法でパーツを繋げ、くるっと丸めた感じが新しく斬新だ。

 製造は、サンフランシスコにある倉庫にて、デザインや製作、パッケージ、出荷の全てを行っている。 Dog Patch(ドック・パッチ)と呼ばれる、コミニュテイのイベントを主催しており、週に一度、企業家やアーティスト達と親交を深め、新しい出会いの場として倉庫を開放している。

Dog Patch(ドック・パッチ)とは、 サンフランシスコにある、ウオーターフロントの廃墟から蘇えった、ミュージックスタジオやレストラン、クラブ、そしてコンテンポラリーな住居が並ぶ、共有空間に改造されたエリアである。AT&Tパークから運河を挟んだ対岸に位置する。
長い間、そこが廃墟だった事などすっかり忘れてしまうほどおしゃれに生まれた変わったDog Patch(ドック・パッチ)は、今や入居の開き待ちが3年~5年先と言うから驚きだ。

Dog Patch(ドック・パッチ)の人たちが集まる週に一度のパーティは「農場からテーブルへ」がモットーで、出される食べ物は全てオーガニック。メンバー達の庭や畑で取れた野菜、ゲージフリーで育てた鶏や卵、自家製の燻製などが出され、夜の8時くらいから深夜までパーティが続く。
異なるジャンルのアーテイスト達や企業家がこぞって集まるこのパーティ、中身が濃そうで興味深い。「このパーティに参加希望の場合は、Eメールをください」とホームページに掲載されていた。

 LAのダウンタウン近くにも、Dog Patch(ドック・パッチ)と似たような『共有空間』エリアThe Brewery(ザ・ブリューアリー)などが、次々とできてきている。サンフランシスコ同様、LAにもたくさんのアーティスト達や企業家がいる。今後もこのようなドック・パッチ的な共有空間エリアが増え、産業風景も新しく変わっていくのだろう。空き地や使われなくなった倉庫がどう変わっていくのか、大変楽しみである。

WOOD THUMB(ウッド・サム)は、 100% メイドイン USA
詳細はこちら、   info@usapparelservice.com    芹澤まで、お問い合わせ下さい。

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