2013年4月10日水曜日

日本未発売のブランド S-TWELVE(エス-トウェルヴ)Made In USAを紹介。



 LAダウンタウンFashion Distruict内にある、S-TWELVE(エス-トウェルヴ)

トレンドに高感度な女性を狙ったレディースブランド S-TWELVE(エス-トウェルヴ)の商品は全てMade in USA。デザインと素材、そして仕立てに拘ったコレクションはどれも高い人気を得ている。

生産国に強いこだわりを持つS-TWELVE(エス-トウェルヴ)は、当初中国で生産を考えていたが、スタッフの一人による(良い物を長く大事にしたいから、MADE IN USAを着たい・・)の一言で、生産国を中国からUSAに変えたと言うエピソードがある。

まだ、バイヤーが必ず見るであろうタグにMADE IN CHINAとあるより、USAとあるほうが断然売れ行きが違うとも話してくれた。ショールームを訪れた際も(先ずはタグを見て!)と、強くアピールされたので見てみると誇らしげにMade in USAとあった。それだけで何だか、その品物がぐんと良い品物に見えるのだから不思議である。

縫製をよく見てみると、なるほど糸の攣れ(つれ)が無い。
大体において中国の縫製は、縫いの幅が極々短く、糸が引っ張られて攣れている事が多いのに対し、アメリカの縫製は、程好く縫いの幅が長いので攣れが極力少ないのが特徴だ。
縫製の専門職の人に話を聞いたことがあるが、使用するミシンによっても違うのだとか。
アメリカの縫製に至っては、年代やアイテムによってバラつきもあるが(それはそれで味がある)などと大目に見られることも多いが、やはり中国製品となるとそうもいかないのが現状かとも思う。

近年、春夏 に流行している素材はオーガンジーやレースが多いが、こういった素材は縫製の良し悪しが特に目立ち、テクニックも大変重要になるが、S-TWELVE(エ ス-トウェルヴ)の商品にその心配は無い。デザイン性だけにとらわれず、細かい箇所や見えにくい裏側にも目が行き届いた商品の数々は、顧客満足度も高いと思われる。

人気商品は、ニードルパンチの技法を用い、変わった生地の見せ方を工夫したジャケットや、スカート。カモフラージュ生地に複雑なパターンを施したニットカー ディガンや、レースの裏地にサテンを使って、Smooth(滑らか)感を出したワンピースやスカー。また、抜き型を使って柄を切り抜きしたり、 背中部分だけに編みこみを施したロングカーディガンは、フロントとバックのギャップが面白く、敢えての意外性を表現している。

 S-TWELVE(エス-トウェルヴ)の、2013年~2014年・秋冬コレクションの予定は以下の通り。
色は黒やネービーが広がる一方で、ソフトな色のパウダーピンク・黄色味を帯びたバニラ・インクブルーなどの組み合わせも目を引く。指し色は、赤やグリーン。 柄はマーブル・チョークストライプ・チェックが多数。素材は光沢のある物で、ベルベットやプロケード。そして、やはり外せないアイテムはレザーだ。面白い と思ったのは、色あせたような壁紙フラワーと呼ばれる柄で、大・小様々な花がプリントされたのも人気の兆し。

S-TWELVE(エス-トウェルヴ)は、トレンドを自由に楽しむ20代~40代女性がターゲット。
素材・そして価格を重点的に考え、13年~14年の秋冬コレクションは、更にひねりきかせた手法で新作をご案内したいとのこと。
売れ筋を外さないS-TWELVE(エス-トウェルヴ)は、他にないデザインや色を発見できる新鋭ブランド。

詳細はこちらinfo@usapparelservice.com    芹澤までお問い合わせください。

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