本日ご紹介するのは、学生、デザイナー、テキスタイル関係者に、幅広い分野にわたり、ファッションの歴史を紐解く重要な鍵を提供する場所、FIDM Museum & Galleries (FIDM ミュージアム&ギャラリー)。ファッションの歴史だけでなく、社会、芸術、テクノロジーとの関連性も、ファッションの観点から語っている。FIDM Museum & Galleries
1969年に創設されたFashion Institute
of Design & Merchandise (ファッション・インスティティュート・デザイン & マーチャンダイス)
は、学生がアートとデザインを学ぶ場所。ロサンジェルスのダウンタウン校から始まったキャンパスは、カリフォルニアをくまなくカバーするかのように、主要都市に4キャンパスを構え、20科目の専攻クラスがある。FIDM Museum & Galleries (FIDM ミュージアム&ギャラリー)が始まったのは、今から40年前。学生たちがもっと学べる環境づくりの一環として、歴史的ファッションを収集したのがはじまり、今に至る。
ちなみにこちらの右上のヒールの高いブーツは、なんと男性用。こんな風に、至る所にファッションの歴史の面白さが隠れている。
現在のコレクション数は15,000点に及び、過去200年のファッションの歴史を目の当たりにできる。ファッション全般だけに限らず、テキスタイル、香水、ジュエリーと見るものを飽きさせない。
きっと、今のファッションにつながる何かをみつけるかもしれない。
博物館では、ショップもあり、またオンラインでの購入可能。歴史というと、敬遠しがちだが、古いものから何か新しい発見が出来そうで、ぜひ、一度足を運んでみたい場所。
博物館情報:
住所;
919 South Grand Avenue, Suite 250
Los Angeles, California, 90015
入場無料
火曜日ー土曜日:10:00a.m.- 5:00p.m. オープン
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