2013年8月8日木曜日

Ford Supergirl Pro 2013女子のサーフコンテスト 後半

Ford Supergirl Pro 2013
開催場所:Oceanside Pier(オーシャンサイド・ピア)
開催期間:8月2日~4日

開催2日目と最終日の3日目・土曜日、日曜日とも快晴。
週末とあって、サーフィン会場のビーチには既にたくさんの人が来ており、ブースエリア内でも、まだブースが設置されていない時間から開店を待つ人達がたくさんいた。

因みに、コンテスト会場であるOceanside(オーシャンサイド)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州の南部サンディエゴ郡に属する都市である。2010年国勢調査での人口は167,086であり、郡内ではサンディエゴ、チュラビスタ各市に次いで3番目になっている。カールスバッド、ビスタ各市と共に3市地域を形成している。直ぐ北には、アメリカ合衆国でも最大級の軍事基地である、キャンプ・ペンドルトンがある。1970年代は人口が45,000人に過ぎなかったが、それ以来急激な成長を遂げ、現在に至る。LA近郊からは車で2時間半ほど。姉妹都市は、千葉県木更津市と静岡県富士市。

昨日同様、8時半には搬入を済ませ、9時にはブース設置完了。
10時くらいになると他のブースも次々と設置され、既にフードやドリンクを売るブースには、早くも長い行列が出来ていた。真向かいのブースからコーヒーのいい香りが漂ってくる。ハワイからコナコーヒーのデモストレーションとしての出展だとか。飲んでみれば香りが高く爽やかで実に美味だ。オーガニックで300gが20ドルほど、コーヒー一杯は2ドル50で販売。

頃合を見ながらリーサーチを兼ねて他のブースを見て回る。サーフブランドONIELL(オニール)は、ゲームだけで商品の販売は無し。丸い穴に4つボールが入ればキャップがもらえるのだが、2時間待ちでも長い行列が出来ていた。

行列で言えばPAUL MITCHELL(ポウル・ミッシェル)という、ヘアケアカンパニーのブースには朝からとてつもない行列が出来ており、長蛇の列と言っても過言ではない。理由はフリーで髪を編んでくれるからだ。ブース内を美容室さながらに設置し、5~6人いる美容師さんが人一人丁寧に髪を編んでくれるのだ。基本は子供のみで、一人にかかる時間はだいたい15分ほど。人気は編みこみスタイルだが、自分の番がくるまで、例え3時間待ちでもじっと並んでいる子供達には感心してしまう。

他には、スケートボードに芝生が貼ってあるものが人気で常に子供達が群がっていた。ここではヒゲのシールをもらえるので、ヒゲをはやしたユーモラスな子供達でいっぱいだ。子供達が怪我をしないよう、細かい配慮をするスタッフも気が抜けず大変だが、イベントにふさわしくとても楽しいブースで連日盛況だった。また、子供達はシールが大好きで、各ブースを回ってはフリーのシールをもらい集めてい。企業のロゴやサイト、ブランドネームが書かれているシールはそれだけで宣伝になるので、だいたいのブースが用意をしている。水をつけて肌に写すTattooシールも大人気で、大人から子供まで腕や足首にあしらって楽しむ様子も多く見られた。また、”ヘナ”で書くTattooのブースも人気で終始賑わいを見せていた。

お昼の12時も回るとどんどん人も増え、各ブースの声かけもヒートしてくる。それにあわせて、前方のステージではズンバのダンスが始まり、大音響で”カンナムスタイル”の曲が流れる。
ズンバの先生はノリノリでみんなを誘導し、来場者も楽しそうに参加。しかし・・”カンナムスタイル”がこれほどまでに浸透しているとは驚いた。だいたいが誰でも知ってて、しかもあの独特なステップが踊れるとは。ユーチューブの影響が多分にあるのだろう。

続いてサルサ音楽でメキシカンがクネクネ踊り、やがて静かなヨガで終了。ヨガは参加者が多く、特に男性の参加者が多く見られた。ヨガマットがずらりと並べられた会場には、ただ横になり腹式呼吸だけをする人や、忠実に先生と同じくポーズする人など色々だ。ヨガはいつでも人気だが、近年益々ヨガをやる人が増えているとか。だが、ヨガ関係のブースは今回出展は無かった。

最終日の日曜日、ずっと空いてた隣のブースに出展者が遅れてブースを設置。聞けば日曜日だけの出展とか。3日間の費用を払って1日だけの出展とは、何とももったいない話だ。絵描きで、自分の作品を出している。サーファーやサイクリングガールをモチーフに、幻想的な構図で描かれている絵は、一枚がA4ほどのサイズが3枚で20ドル。4時間ほどの間にどんどん売れるが、本人は至ってマイペース。お客さんがいてもふら~っと、どこかに行ってしまう。のんびりしててどこか面白いのは、やはりアーテイスト故なのだろう。コンテストもそろそろファイナルで佳境に入り熱気を帯びてきた。ビーチにはギャラリーが溢れかえり、気温はどんどん上昇している。

夕方、3時半頃にはファイナルも無事終わり、コンテストの表彰式が始まった。3位はハワイアン・2位はニュージーランド・1位はブラジルという結果で終わり、優勝賞金は8千ドルとか。
表彰式が終わると、それぞれプロサーファーとの記念写真を撮ったり、並んでサインを貰ったりしていた。

この時間になるとそれぞれ各ブースは片付けに入る。最終日なので、テントをたたんだりと時間がかかる為、少し早めに取り掛かるようだ。会場スタッフも電気の配線や看板の取りはずしにかかり、荷物を積むためのパーキングも少しづつ渋滞が始まっているので、我々も後片付けに入るとする。

今回はリーサーチを兼ねての出展だったが、商品について色々な人達から様々な意見が聞けて良かった。商品・価格・サイズなどに関して細かいリサーチができたので、これらは今後の製品作りにも大いに参考になったのではないかと思う。

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