AMAZONには、自社ショップ、FULFILLMENT、WHOLESALEがあります。これは、ある企業の失敗事例です。
某日本ブランドが、最初は、AMAZONの独自シップで商品を販売していました。このブランドのお客様も、当然、AMAZONで販売されています。そのために、価格は一番高く設定し、お客様と競合しないようにコントロールされていました。
その後、AMAZONのWHOLESALEからアプローチがあり、AMAZONに卸販売するようになられました。AMAOZONのWHOLESALEは、AMAZONのドロップシップメントのようなもので、思った以上に細かく、全米のAMAZONの配送拠点に、数個単位で、発送しなければならず、大変手間がかかります。
その上、コンピューター上で、価格が設定されるために、AMAZON WHOLESALEが、お客様と競合することになり、AMAZON相手だと、勝負は最初から決まっています。
このブランドが、AMAZONのWHOLESALEと取引した時点で、このお客様は、AMAZONでの販売を断念されました。かなりの量を販売されていた企業ですが、ここで取引がなくなってしまいました。
AMAZONのWHOLESALEと取引するには、かなり慎重に検討する必要があります。取引も、NET60で、いろいろな諸経費もかかりますので、利益的に見合わない場合が多いように思います。
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