2013年1月24日木曜日

やってはいけないコピーの直訳

昨日の夜にロスからニューヨークに移動してきた。ニューヨークは、マイナス5度の痛い寒さ。20度のロサンゼルスから移動してきたので、体がちょっと戸惑っている。

さて、今日は翻訳のお話し。昨日、ロスの空港で、時間つぶしをしているときに目にとまったのが、世界的に有名な化粧品メーカー、ESTEE LAUDERの看板。国際線のターミナルに、ESTEE LAUDERが、大々的に看板を掲げていた。日本人はやはりお金を使うのか、英語と日本語の看板。

New Advanced Night Repair Eye Serum Infustion
新。アイセラム・インフュージョン

新。PERFECTION CP+R 初の画期的なCP+R技術でしわのある肌にはりと弾力をもたせるセラム。(すみません。もとに英語の撮影を忘れました。)

と書かれたいた。

全く持って変な日本語だ。「しわのある肌に・・・」など、言ってはいけないような・・・

これは、完全にコピーを直訳した日本語。「NEW = 新 」もちろん、間違いではない。あっている。新ではなくて、新発売、新商品でしょ。と言いたくなる。

ESTEE LAUDERなら、日本にも支社があり、日本人もいるはず。なぜ、このような日本語の看板を出すのだろうか・・それも、ロスの国際ターミナルに大々的に。

これから、日本から海外に進出される方々に申しあげたい。うちのお客様にも、日本語のコピーをそのまま訳してほしいという依頼が多い。弊社では、お断りする。説明文などは、直訳でもおかしくない。しかしながら、コピーについては、直訳すると、こんなことが起きる。もちろん、うちで翻訳する場合は、とりあえずは読める英語、日本語にし、このようなひどい直訳にはならないが、それでも、しっくりこない場合が多い。

英語を直訳した日本語を読むと、なかなかしっくりこない。

なので、翻訳ではなく、REWRITEという、書き換え作業が必要になる。

みなさん、GOOGLE TRASLATIONなどを使って翻訳した文章を、そのまま使わないでくださいね。恥ずかしい文章になってしまいます。アメリカのうちの取引先も、ここまでくると、笑ってしまうことをしていた。Q&AをGOOGLE TRANSLATIONを使って翻訳したらしい。

YESというのを、「うん」と訳してしまったらしく、そのままホームページに掲載していた。

GOOGLE TRANSLATIONでなく、翻訳会社を使って翻訳された文書でも、それはひどいものがある。(結構多い)もし、英語ホームページをお持ちで、このブログを読まれて不安になられた方がおられたら、ご連絡ください。弊社で見直しますよ。

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