2013年7月23日火曜日

Costco(コストコ)其の二

”大型会員制倉庫店”
Costcoは日本で”コストコ”と呼ばれ、既に日本でもお馴染みとなっていますので、今回は本家USAのCostco(コツコ)について、其の一に続き其の二をアップします。

Costco(コツコ)の商品販売形態については、何年もの間、”取り扱い製品とサービス” の枠を広げ続けています。当初は、棚に載せるだけの箱詰めの商品でしたが、現在では取り扱いが難しい肉製品、乳製品、海産物、花といった生鮮製品、また、服、本、ソフトウェアー、家電、ソーラーパネル、宝石、タイヤ、美術品、良質なワイン、バスタブや家具まで販売し、豊富な品揃えとして広がりを見せています。

だいたいの倉庫店には自動車修理工場、薬局、補聴センター、検眼所、写真現像所とガソリンスタンドがあります。Costco(コツコ)にある検眼所は、Costco(コツコ)の会員でなくても利用できますが、サービス内容を見る限り、会員の方が何かと便利なようです。Costco(コツコ)の検眼順位は、アメリカで4位を誇るほど優秀であり、子供から年配者まで幅広く利用されています。因みに眼鏡屋さんなどで検眼しますと$100.00以上かかりますが、Costco(コツコ)ではだいたい$50.00ほどです。
※白内障、またはその他の眼病がある場合、金額が変わります。

Costco(コツコ)では、生活する上で必要な物は何でも揃いますが、先ず日本のスーパーなどでは売られていないであろう物の一つに、UNIVERSAL CASKET(ユニバーサル・キャスケット) があります。これは何かと言うと『柩』であり、補聴センターや検眼所の近くで見ることが出来ますが、サイズや素材の見本が展示されており、だいたいの価格が表示されています。始めて訪れた時は(?)の感想を持ちましたが、たまに家具店などでも見かけるので、あまり珍しいことでもないのでしょう。シルバーで縁取られた『棺』を熱心に見ている初老の女性がいたので、さりげなく(美しいキャスケットですね)と声をかけたら、(人生の終わりにふさわしいベットは自分で選びたいの)と話してくれました。”ベット” というところがいかにもアメリカらしく、なるほどそれ故、アメリカのキャスケットは日本の柩と違い、光沢やカーブに沿った装飾が美しいという訳です。これまで土葬が当たり前のアメリカでしたが、近年では火葬も多い為、木材などを選ぶ人も多いようです。因みにCASKET(キャスケット)は、”宝石箱”という意味を持つそうです。

**ガソリン**
ここロスアンゼルスでの交通手段は概ね車ですが、年々高騰するガソリンが悩みの種となっています。Costco(コツコ)のガソリンは、クオリティーが良く、価格を比べれば一番安いとされています。どのくらいお安いかと言いますとざっくりですが、REGULAR・$3.89/Gallon(PREMIUM)で、リッターに換算すると$1=100円として、ガソリン価格 (円/Liter) = $3.89 × 100 ÷ 3.785 = 102.77 円/Literとなり、日本価格より幾分安いわけですが、日本に比べて走行距離も長く、使用量も変わることから、よほど安くなければあまりお得感がないように思いますが、特に週末などはスタンドに長い列が出来ています。

**フードコート**
Costco(コツコ)の出入り口付近にはピザやホットドッグなど、軽食が販売されているフードコートがあります。週末には家族連れで賑わい、特にピザを求める人で長い列が出来ます。他にはホットドッグ(フリードリンク付き)、コーヒー、スムージー、チュロス、アイスクリームなどが売られています。ピザについてはホールでも販売され、ランチミーティングやポットラック(持ち寄りのパーティ)用としても人気で、見ていると次から次とホールのピザが飛ぶように売れていきます。

**KIRKLAND Signature(カークランド・シグネチャー)**
KIRKLAND(カークランド・シグネチャー)とは、Costco(コツコ)のプライベートブランドでありますが、”有名ブランドに引けを取らない高品質” と、認められた商品だけにその名をつけることができるCostco(コツコ)の自社ブランドです。製品は、スーツケースからお菓子、そして衣料品など幅広い製品があり、使ってみればその良さが分かります。中でも男性用の白いTシャツは、黄ばみにくく何度洗ってもへたり感がありません。靴下や下着も同様で、これらは必ずKIRKLAND(カークランド)の製品と決めている人も多い為か、いつ行ってもサイズ及び種類が補充されており、必ずお目当てのサイズを買うことが出来ます。

最後に、支払いの時にはCostco(コツコ)カードをキャッシャーに渡しますが、支払にはVISAやMastercardは使えません。現金かAmerican Express Card、もしくは銀行のATM Debitカードでの支払いが可能です。注意すべきは、Costco(コツコ)カードの名前とAmexやDebitカードの名前が違うとCostco(コツコ)カードを没収されたりするケースもあり、そこからブラックリストに載ってしまったり、または銀行関係やカード会社とのトラブルに発展する事も多々あります。それを避ける為にも出来れば人から借りず、堂々と会員になって楽しくお買い物をされるの方が良いかと思います。

日本のCostco(コストコ)とアメリカのCostco(コツコ)、同じ会社ではありますが、もしアメリカを訪れた際、是非一度覘かれたら面白いと思います。ボリュームやパックの大きさ、販売されている商品の違いにきっと驚かれ、良いお土産も見つかる事と思います。

お問い合わせご質問は、お気軽に info@mcrosscorp.com までご連絡ください。

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