
店内は驚きの品揃えで、家具、コスメ、宝石、服、電化製品と、とにかく何でもあり、陳列する棚の向こうには牛乳や冷凍食品、野菜などが並んでいます。正確には『ディスカウントストア』ですが、普通ディスカウントストアと言うとあまりおしゃれなイメージを持ちにくいですが、ターゲットが急成長した背景には、品質やデザイン及び価格に拘った商品の展開にあると言われています。

一時低迷の原因として、不景気に伴い従業員を大幅にカットした事により、商品の陳列の乱雑さや大雑把な在庫管理、そして非常に万引きが多くなったことが背景にあると言われています。商品は床に落ちたまま、お金を払う前に袋を開けて子供に食べさせる、新品なのに汚れていたり壊れているなど目も当てられない状態でした。そんなことから一時お客さんはどんどん減っていったこともありましたが、現在は改善され、フロアーは見渡しも良くなり商品も綺麗に陳列され、季節ごとのイベント商品の展示やお薦め商品の紹介など、各フロアーごと購入意欲が湧くよう工夫されています。
Target Corporation(ターゲット・コーポレーション)は、ミネソタ州ミネアポリスに拠点を置く大型デパートチェーン店で、1,830店(米国内に1,784店・カナダに46店)あり、その他 『Target.com』で展開をしています。母体は1902年に設立されたミネソタ州ミネアポリスの会社であり、現在もミネアポリスに本拠地を置いています。
創設者はGeorge Dayton(ジョージ・デイトン)。ミネアポリス中心部に創業した当時は、Goodfellow(グッドフェロー)と名乗っていましたが、翌年にはDayton Dry Goods(デイトン・ドライ・グッズ)にするなど、何度も名称を変えつつ1962年にTarget(ターゲット)のディスカウントチェーンの展開を始め、1967年にTarget(ターゲット)社として設立されました。1988年には、当時画期的だったジップコードを使用したり、1999年にtarget.com(ターゲット・ドットコム) でネット販売を開始したりと、経営を革新的に進め、地方の小売から合衆国全土へと展開しました。
また、Target Corporation(ターゲット・コーポレーション)は、1964年以来、売り上げの5%を子供達の教育の資金 として提供をしています。
●Target Corporation(ターゲット・コーポレーション)
Target Corporation(ターゲット)
総合ディスカウントチェーン。
Target Greatland(ターゲット・グレートランド)
ターゲット店舗より大きな敷地面積を持つ。
食料雑貨類の販売無し。
SuperTarget(スーパーターゲット)
ターゲット店舗で扱う商品に加え、肉や野菜などの食料雑貨類を販売。
スターバックスやタコベルなどの店舗が敷地内に入ることも多い。
尚、2013年よりカナダの小売大手Hudson's Bay company (ハドソンズ・ベイ・カンパニー)傘下のディスカウントスーパーチェーンZellers(ゼラーズ)の店舗を買収しカナダに進出。100店から150店を出店するとの予定を発表しています。
※音が出ますので予め音を小さくするなどご注意下さい。
http://www.youtube.com/target#?lnk=Other_HP_062313_ESPOT-6|ESPOT-6
お問い合わせご質問は、お気軽に info@mcrosscorp.com までご連絡ください。
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