2013年8月27日火曜日

Magic Market Week (マジック・マーケット・ウィーク) 視察レポート POOL (プール) 編

本日はPOOL Trade Show(プール・トレード・ショー)をご紹介。

アートやデザイン性にこだわった商品を主に集めたこのセクションは、かなり興味深い商品だけでなく、ブースのデザイン、ブーススタッフも一味違う雰囲気を醸し出している。アパレル以外の雑貨を取り扱うブースもあり、今までにないアイデア商品だったり、新しい素材を使っての商品作りをしていたりと、バイヤーの目を引く商品が多数。至る所にアートな感覚が潜んでいて、会場の中央では、アーティストが作品を制作中だったりと、趣向を凝らしているのも特徴の一つだろう。

沢山のバイヤーで賑わっていたのが、こちらのブース。スタッフが接客だったので、隣で話を聞いてい見ると、面白いように売れていく。カラフルな毛糸で編まれたこちらの商品は、どんな種類のボトルにもフィットし、温かいものは温かく、冷たい飲み物は冷たく長時間キープできる優れもの。そして、夏に冷たいドリンクに起きがちな水滴を吸収する役目も果たすため、手が濡れないというのがセールスポイントとなっていた。

しかもこのブースは、ステージのように作られており、一見すると何かそこでコンサートでも始まるのでは思っていたら、ステージ横では、ギターを肩からかけたミュージシャンが待機中であった。このようなブース作りをしていたのは、数あるブランドの中でもここだけだったように思う。手にするとすっぽり手に入ってしまうような商品だが、このブースのインパクトで、かなり奥の方に位置したブースの立地の悪さも一蹴していたかのうよう。やはりいかにバイヤーの目を引くかがキーとなる展示会では、ブースのデザインは大事だと再認識した瞬間でもあった。

スタッフ、バイヤー達の共通の印象としては、やはりアートな雰囲気を醸し出す方々ばかり。ヤング層をターゲットにしているので、参加者も若い熱気であふれている感じがする。日本人バイヤーの姿も多く見受けられ、熱心に写真を撮ったり、商談している姿が見受けられた。日本だけでなく、アジア各国からの参加も多いようで韓国、中国、東南アジアのバイヤーの姿も。西はヨーロッパ各国から来たという会話も聞こえ、世界中から注目されているMagic Market Week (マジック・マーケット・ウィーク)と言う事を肌で感じる。


それだけに、Magic Market Week (マジック・マーケット・ウィーク)出展となればアメリカ国内企業のみならず、アジア、ヨーロッパ各国との取引も視野に入り、事業拡大の最大の糸口となる展示会であることは間違いない。

個人的に興味があったのは、右の写真は紙で出来た財布。このバリエーションの数々とアイデアに感嘆した。ただ、日本の紙幣とはサイズが異なるため、はみ出してしまうのが難点である。

まだまだ続くMagic Market Week (マジック・マーケット・ウィーク) 視察レポートシリーズ。お楽しみに!!

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