Natural Products Expo 2013(ナチュラル・プロダクト・エキスポ・ウエスト)

Natural Products Expo West2013
(ナチュラルプロダクト・エキスポ・ウエスト)
開催日:2013年3月8日～10日
開催場所:アナハイム・コンベションセンター(カリフォルニア州)

今年で第33回目となる、全米最大のナチュラル・オーガニック・ヘルス・エコ関連商品などの展示会が、アナハイムコンベションセンターで開催された。
今年の来場者は、今までで最多の63000人、出展者は2400社。
世界中で、エコ意識が年々広まっている影響か、年々参加者も出展者も増加している。

会場には、オープン時間の数時間前から長蛇の列が出来ていた。
早速会場内に入ると、人、人、人の波で、数メートル先が見えない状態だ。
アメリカの厳しい経済状況の中、自然食品や健康食品は、やはり成長産業のようで今後も安定した成長が見込まれる。

アパレル関連の出展者は少なかったが、その一部を紹介する。ホール・フーズに商品を置いているブランド『YELLOW 108』（イエロー 108)　http://www.yellow108.com/は、帽子やサングラス、ストールなどを、CASH&CARRY(サンプルセール/展示販売)をしていて、特にストールは、あっという間に完売になっていた。色がブルーで綺麗なので、一つ購入してみた。素材は手触りも優しく、程よい生地の厚みが首周りにしっくりくる。ループ状に縫われた長めのストールは、そのままでも、2重にして短めで使用しても、どちらでも表情が楽しめるのが人気のようだ。購入した人達は、早速首にまいて楽しんでいた。このように、展示だけでなく、CASH&CARRY(サンプルセール/展示販売)を、他のブースも、もっとやってくれたら楽しいのだが、案外少ない。業者向けの展示会なので仕方ないが・・・

『YELLOW 108』（イエロー 108)は、サンフランシスコを拠点に展開しているブランドで、環境に優しい素材を使用し、スタイリッシュなデザインが魅力となっている。特筆すべきは、ストールや帽子は、ECO織物工場から、不要になった材料をもらい受け、そのECO材料を再利用して製作している点だ。只、ECOの不要材料は、毎回少ししか不要が出ない為、日々コツコツと溜め込み、ある一定の量が溜まると、数は多くないが『限定版』として、出来た物を販売している。今後もこの方法で生産を続けるとのこと。『YELLOW 108』（イエロー 108)徹底的なエコサイクルを実現されていて、実にユニークで感心する。

『YELLOW 108』（イエロー 108)が一番力を入れているのはサングラスで、Banboo hand crafted Banbbo Eyewear が人気。使われている素材はBanboo(竹)を使用し、100％UV放射線保護のカール・ツァイスレンズを使用している為、強い日差しから目を保護する。また、サングラス本体も、水分や強い日差しにも耐久性があり、何と言っても最大の特徴である、竹の軽さに驚く。
ケースも同素材のBanbooで作られている。ナチュラルでフォルムも大変美しく、一見サングラスケースとは思えないほどカッコイイ。

『YELLOW 108』（イエロー 108)ブランドネームの由来は、日光・喜び・知性・エネルギー・をイメージすると、黄色(YELLO) になる。108はYELLOのPANTONE(パントン/色見本)からヒントを得た。
ポリシーである、世界の平和と個々のモチベーションの融合を考え、納得のいくブランドネームが決まったのだとか。なるほど、商品に暖かさを感じるのには、こうした背景があってこそだと感心した。また、売り上げの2％は、ロサンゼルス自然保護団体への寄付を続けている。

ECO意識ばかりで物を作るのはつまらない。
気楽で、それでいて刺激的じゃないとね！
新しいコレクションはFBで見てね！
私達が情熱で作った、素晴らしい商品について、あなたとコミニュケーションできる日を楽しみにしています。ブース内で頂いたビジネスカードにこう書いてあった。
ブルーのストール、やっぱり買って良かったなぁ。2％は寄付できたし。

YELLOW 108についての詳細はこちら、　info@usapparelservice.com   芹澤まで、お問い合わせ下さい。