2013年3月1日金曜日

LUCKY BRAND(ラッキー・ブランド)

アメリカのビンテージ系デニムでは、第一人者のLUCKY BRAND(ラッキーブランド)。1990年にLAで生まれたブランド。しかし、本当の誕生は、1970年、当時21歳だったGeneと17歳だったBarryの友達二人が、LUCKY BRAND(ラッキーブランド)のコンセプトをフロリダで考え出した。その後、1978年にGeneが、LUCKY BRAND(ラッキーブランド)の前身となるBONGOと言うブランドを立ち上げ、LUCKY BRAND(ラッキーブランド)が生まれるまでの15年間、BONGOを育てた。

1990年にオリジナルメンバーのBarryも参加し、LUCKY BRAND(ラッキーブランド)が生まれた。

商品も店舗もボヘミアンスタイルで、商品構成の60%がデニム。True Blue American(トゥルー・ブルー・アメリカン)、ビンテージデニムに徹底しており、ダンス、ランニング、ジャンプ、ロックンロールなどの動きやすい遊び着としても、仕事着としても、着心地は最高。

現在は、209店舗(うち42店舗がアウトレット)を全米で展開中。

2010年までは、全てのデニムをアメリカで製造していたが、現在は、インドネシア、中国、ペルー、チリ、ベトナム、メキシコ、スリランカで製造されている。一部の商品はまだ、LA近辺で作られているMade in USAで、Made in USAの商品は全てハンドメイド。

1999年に、アパレル大手Liz Claiborne, Inc.に買収される。Liz Claiborne, Inc.は、2007年以降のリーマンショックで、巨額の負債を抱え、2011年10月に、Liz Claiborne, Inc.ブランドをJ.C. Pennyに売却し、その売却金で負債を返済。その後、社名をFifth & Pacific Companyとする。現在、Fifth & Pacific Companyは、LUCKY BRANDの他、Juiicy Couture, Kate Spade, Jack Spadeにブランドを運営。経営陣は、40代後半がほとんどで、最高齢が51歳。若手経営陣のよるこれからのブランドの今後の展開に注目したい。

LUCKY BRAND(ラッキーブランド)は、2001年に日本上陸を一度しているようだが、その後撤退している。また、LUCKY BRAND(ラッキーブランド)の再上陸が、近日中にあるかもしれない。このような、古き、良きアメリカを今風にした、少し高級なデニムが、日本にも来てほしい。

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